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執筆者の写真伊藤結凜

馬の新しい産業で、馬の居場所を作ることを目指している、ジオファーム八幡平®の船橋 慶延さんにインタビュー

馬の新しい居場所を作り

馬たちが現役引退後も安心して生きていくことが出来る

持続可能な仕組みを行っている

船橋さんにインタビューした際の記事になります


 

ージオファーム八幡平ー

「馬×地域資源」をコンセプトに「地域支援型農業」で馬の生活を守り、馬厩肥を利用したマッシュルーム栽培、マッシュルーム入りドッグフードの製造という馬たちが実際の産業に加わっています!



 

ー船橋さんの引退馬の現状のとらえ方や課題感についてー

・なぜこのような事業をやろうと考え、どのようにここまでたどり着いたのですか?

元々、馬が好きで、自馬を持っていて、馬術競技をしていた

競技ではあまり仕事はできないので、競走馬の仕事をして、いろんな馬と関わり、また、自分の馬を末長く、元気に馬を面倒見ていきたいのが原点


・原体験のようなものは、ありますか?

馬は面白く好きな存在で、相棒であるパートナー


 

ー事業を始めるにあたり苦労した点ー


・各事業の苦労したところやどのように乗り越えましたか?

今取り組んでいるのが、馬とマッシュルーム

世界で、サスティナビリティ、持続可能性のようなポイントが重要視されていて、気候変動などがあり、どうやったら持続可能ができるかと世界中で考えられており、きのこは循環のいっぺんを担っている

マッシュルームの歴史は、馬厩肥を使い、伝統的な栽培方法が確立された

マッシュッシュルームを栽培しているところが、日本には少なく、ノウハウがない

また、流通に関しても数が少なく、いろんな知見がなく、機械関係もなく、難しかった



・資金や場所をどのように調達をしましたか?

一番の最初のきっかけは、馬糞堆肥を分析している会社の方が、地熱を有効活用する事業を経済産業省の方で公募しているという情報をもらい、経済産業省のページから応募をした

そこから、知り合いを通して、コンサル会社で計画書をまとめ、この事業がとれたことにより、金融機関の方から事業性評価で優位してもらえた


・周囲の反対などはありましたか?

事前に相談していないから、ない

だけど、マッシュルームを栽培することに関しては、反対も賛同もなかった


 

ー事業継続するにあたり、気をつけている点ー

循環型サスティナブル農場や地域支援型農場のポイントはなんですか?

続けるにあたっては、一人でできることは限られているので、一緒にやってくれるメンバーや人材育成が重要だと考えている



 

ー現在の課題や困りごとー

・今、現在の課題や困りごとなどはありますか?

毎日が課題

興味を持ってくれる人がいるが、非効率の現場で、いろいろ手間がかかってしまい、馬との時間がとれなかったり、せっかく来て下さるお客さんに案内もできない

マッシュルームは、ヨーロッパでは機械化がされているが、日本ではあまり農場がないのでノウハウが少なく、非効率になってしまい、時間がかかってしまうことが課題で、今後生産性を上げる

また、一緒に行っているみんなの余暇の時間を増やし、その時間を馬と楽しめる時間にしていきたい


・どのようにこれから事業を広めたいと考えていますか?

八幡平で、馬とマッシュルームで、堆肥馬として馬がいれる存在を確立する

周辺に提供するマッシュルームの量が決まっているので、次の農場を増やしたい

マッシュルームを購入することにより、引退馬の支援になる、消費のアクションを起こすようなことにつなげていきたい



 

ー今後の展望はどのように考えているのですか?ー


・まだできていない所や、そこの実現可能性については、ありますか?

マッシュルームを効率的に栽培するテクノロジーや技術は、ヨーロッパではあるから、ないものを探るわけではない

八幡平マッシュルームは最近地域団体商標へ認められ、売り上げが増えていき、投資として事業性をよくすることができる


・各事業を通しての新たな夢や目標などは、ありますか?

今の現役の馬が、下から押しやられてしまうから、今いる馬たちの居場所をさらに作りたい


・今後に向けて一言、お願いします!

もっと多くの方に、馬に興味を持ってもらう!

オンラインやデジタル化で進み、効率はよくなるが、直接的なコミュニケーションや距離感を見るとか、雰囲気を読むなどの人とだけではなく、自分の手に届くだけのサイズだけでない、自分の力ではどうしようもないような大型動物など、一番インパートナーは馬だと思い、馬は面白い相手なので、皆さんに興味を持ってもらい!

良かったら触れて、もっと関心を持ってもらえると嬉しい



 

船橋さん、沢山の質問をさせていただき、本当にありがとうございます!


今回のインタビューを通して、堆肥馬として、堆肥を売れる馬というところを付加価値として着目し、経済活動として回して、実際に馬が経済活動の一員として加わっている産業があることを知りました

私自身も、今後、何かのアクションから動物への支援という無限のサイクルを起こしたいと思っています!


「ゆーりのプロジェクト」のブログに遊びにきてくださってありがとうございます!!! これからも、応援をどうぞよろしくお願いします!

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